稽古総見

場所前恒例の横綱審議委員会による稽古総見。夏場所に限り一般公開(無料)されてる。早朝午前7時開門にも関わらず熱心な相撲ファンが両国国技館に長蛇の列を作っていた。これは稽古総見への期待の現れと言えよう。また客層を見ると本場所同様年配の方や外国人が数多く見られる。

館内に入ると既に幕下の稽古が行われていた。その中で特に目を惹いたのはロシア出身間垣部屋の若ノ鵬だ。05年春初土俵の17歳は今場所幕下12枚目も上げ、ロシア人3人目の関取誕生を視界に入れている。積極的に申し合いに参加し数多くの番数をこなし、同格の幕下力士を寄せ付けない実力は際立っていた。
また十両の稽古にも引き続き参加。まだまだ力の差は感じるものの里山や同郷の先輩白露山に対し臆する事なく攻める姿は今後に期待を持たせ、近い将来現在の外国人勢力に割って入って来る事は間違いないだろう。

幕下・十両の稽古が終わり9時半頃から幕内力士の稽古が始まる。幕内力士になると自己の調整方法が確立されている部分があるのか幕下・十両に比べると遮二無二
稽古をする姿は見られないのは残念であった。特に琴奨菊・稀勢の里に新入幕の豊真将・把瑠都には遠慮などは捨て積極的な姿が見たかった。
そんな中、新小結の安馬の動きの良さが目立った。先日、大関白鵬と連続で21番の申し合いを行った安馬。先場所痛めた脇腹にはテーピングもなく順調に調整できているようだ。新小結という事で序盤に横綱・大関陣との対戦が予想されるだけに安馬が今場所のカギを握っていると言えるだろう。

横綱・大関陣が土俵に上がる。まずは大関陣が幕内力士との申し合いに参加するが何かピリッとしない空気が流れる。琴欧州は右の足首と膝に、千代大海は右膝、魁皇は腕にテーピングが見られ、期待の新大関白鵬も古傷の左足首に足袋を履いていており、各力士の調整の遅れが目立った。
そして真打ち登場に館内は湧くものの大関陣と8番取るのみ。まだ"調整"という言葉さえ使えない段階だと言える。ただ、最後のぶつかり稽古で新入幕の豊真将相手に稽古をつけるあたりはファンサービスは怠っていなかった。

結局今日の稽古総見で一番面白かったのは幕下の稽古だったように思う。やはりあの"必死"な姿は胸を打たれる。
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